印刷データ 入稿に関しての注意事項
必ずご確認ください!
入稿データに不備がある場合には、再度、データの作り直し等の作業を行っていただく必要が出てきますので、必ず確認作業を行ってください。
テンプレートは必ず最新のものをダウンロードの上、ご利用ください。
●対応ソフト
●カラーモード
●文字のアウトライン化
●塗り足しと仕上がりサイズ
●トンボ作成について
●配置画像データについて (Adobe Photoshopでの作業)
●銀版を指定する場合の注意点
●シルク印刷でのDIC、PANTONE指定の方法
●レーベル印刷のオフセットとシルク印刷
対応ソフト
入稿データは基本的にAdobe Illustratorデータでの受付となります。
それ以外のアプリケーションには対応しておりませんのでご了承ください。
こちらでデータの 調整等が必要となる場合には、別途料金をいただく場合がございます。
透明・ぼかし・グラデーションメッシュなどは、印刷時に正しく出力されない可能性があります。このような効果は Illustrator 上ではなく、 Photoshop 等で画像として作り、Illustratorに配置して作成してください。新機能を使用されている場合の出力の保証は致しかねます。
カラーモードについて
カラーモードは必ずCMYKカラーで制作してください。
「ファイル」メニューから「書類にカラーモード」で確認できます。 (画面はIllustrator CS)
Photoshopでデータを作成する際にも同様にCMYKモードで作成してください。
「塗り」や「線」などの色指定も「CMYK」で行ってください。
RGBモードで作成したデータですと、実際に印刷される色と異なってきてしまいますのでご注意ください。
RGBはCMYKに比べ、色の表現できる色の範囲が広くなっています。
そのため、RGBで表現できる原色に近い鮮やかな色が、CMYKでは表現できないことがあります。
(参考イメージ)
「RGB」は、モニタ表示などに利用されている発色方式です。赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光の三原色を利用しております。RGBモードは、テレビやパソコンのモニタ、ホームページ用の画像、デジカメのデータなどに利用されています。
「CMYK」 は、主に印刷などに使われる発色方法です。シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)、イエロー(Yellow)の色材の三原色を利用した混色方 法で、印刷ではこれに黒(K) を加えた4色が利用されています。
文字のアウトライン化について
文字部分のデータは入稿時に全てアウトライン化してください。
必ず全ての文字がアウトライン済みになっているか確認を行なってください。
レイヤーやオブジェクトにロックがかかっている場合は、ロックを解除して、アウトラインを行なってください。
塗り足しと仕上がりサイズについて
仕上がりサイズよりも3mmの塗り足しをつけてください。
また、デザイン要素は最低でも仕上がりサイズより3mm程度、内側に配置してください。
(意図的にデザインされたものは除く)
塗り足しがされていない場合、断裁した際に白い余白ができてしまったり、ぎりぎりに配置されている文字等は切れてしまう可能性があります。
トンボ作成について
仕上がりサイズのトンボ(トリムマーク)を作成して下さい。
テンプレートをご利用の場合はこの作業は不要です。
トンボ(トリムマーク)の作成方法は、仕上りサイズの長方形を作成し、その長方形を選択したままフィルタメニューの「クリエイト」から「トリムマーク」で作成できます。
トリムマーク作成後は最初に作った長方形はガイドにするか、削除して下さい。
画像の配置方法について
llustrator 上に写真等の画像データを配置する場合は、基本的に「リンク配置」での配置でお願いします。
入稿時には使用している全ての画像データも忘れずに添付してください。
配置画像データについて (Adobe Photoshopでの作業)
配置されている画像データについてはPhotoshopで以下の項目の確認を行ってください。
カラーモード
配置する画像データはCMYKカラーにしてください。
●RGBカラーからCMYKカラーに変換した際に、色の表現範囲の違いから、色味が変わってしまう場合があります。あらかじめご確認の上、作業を行ってください。
●デジタルカメラから取り込んだ画像データ等はRGBカラーになっていますので、CMYKカラーへ変更してご使用ください。
画像解像度
配置画像は配置される原寸で解像度350dpi以上のものをご用意ください。
解像度が低い場合、実際に印刷される画像が粗くなってしまいますのでご注意ください。
解像度の確認方法 (Adobe Photoshopの場合)
※幅や高さの数値については、各画像の配置サイズによります。
下地に色を引かずに銀版を指定する場合の注意点
下地に色を引かずに銀版を生かすデザインの場合には、内径46mmの鏡面部分が見えてしまいますので、
あらかじめご確認の上、デザイン作成をおこなってください。
シルク印刷でのDIC、PANTONE指定の方法
Illustratorのウィンドウメニューの「スウォッチライブラリ」→「カラーブック」→「DICカラーガイド」を
選択すると「DICカラーガイド」パレットが表示されますので、そのパレットの中から使用する色を選択して
使用してください。
また、PANTONEでの指定する場合は「PANTONE Solid corted」パレットの中から選択してください。
(説明画像はMac版のillustrator CS3での表示です。)
DIC カラーガイドパレット
レーベル印刷のオフセットとシルク印刷
<オフセット印刷>
いわゆるフルカラー印刷のことです。
シルク印刷と違い、表現できる精度が高いので写真や複雑な図形、デザインも美しく表現することができます。
フルカラーのデザインや写真などがデザインに含まれている場合はオフセット印刷が適しています。
<シルク印刷>
写真やグラデーションデザインなどの印刷には不向きです。グラデーションなどの中間点は網点(ドット)で表現され、文字や図形などが判断しづらくなる可能性があります。
単色ベタなどのデザインの場合はシルク印刷が適しています。
グラデーションや単色ベタではないデータでシルク印刷を行った場合は下の写真のように、
網点で表現された印刷になりますのであらかじめご確認の上、ご入稿ください。
その他の注意事項
ファイル名について
イラストレーターデータや画像データのファイル名には機種依存文字や、特殊文字など(/*+ー<>?!"#$%&①②③などの文字)は使用しないようにしてください。正しく表示されなかったり、画像データのリンクが効かなくなります。またファイル名には日本語表記を使わず、英数字でつけてください。
E-メール等からデータを添付して送信する場合には
送信ファイルはZIP形式等に圧縮して送信してください。
ファイルの破損を防いだり、送信するデータ容量を軽くすることができます。